医療・がん保険

妊娠してからの保険選びには妊婦さんの不安に寄り添う医療保険があります

画像内のコメント「妊娠してからの医療保険選び」

はじめての妊娠がわかったときには嬉しさでいっぱいになりますね。

一方で、いままで以上に自分の体と向き合うことにもなり不安も現れてくるでしょう。

チアキさん

まったく保険に入っていません。

妊娠して医療保険のことが気になり始めました。

妊娠がわかってからでも、保険に入れるでしょうか?

Haniko

妊娠してからでも医療保険に加入することはできるのですよ。


ただし、一般的な医療保険に妊娠中に申し込むと、

「加入から1年は(切迫早産や帝王切開などの)異常妊娠・異常分娩については不担保」

という条件での加入になることがほとんどです。

チアキさん

今回の出産から保険で保障してもらいたいのですが・・。


今回の出産に備えたいという希望がある場合、数は多くないですが応えてくれる保険はあります。

今回の出産から保障してもらえる医療保険

妊娠中の保険加入でも、今回の妊娠による不安(異常妊娠や異常出産)を保障してくれる保険を2つご紹介します。

ネオファースト生命『ピタッとレディ』

2021年4月に新発売された女性向けの医療保険です。

妊娠中(妊娠21週目まで)の保険加入でも、異常妊娠や異常分娩の保障があります。


また、最近は「産後うつ」の心配をする人も増えてきました。

そのようなメンタル疾患にも一時金の保障があります。

チアキさん

出産後の心配まで保障があるのは心強いです。


保障範囲は女性疾病に限られており、保険期間は60歳までとなっています。

いずれは総合的な医療保険に見直すことも考えておいた方が良いでしょう。

コープ共済

共済に加入する際、妊娠中かを問われないため、妊婦さんにも加入しやすい医療保険です。

今回の出産の不安に応えてくれるほか、女性疾病以外の病気入院やけがの保障もあります。


女性疾病に手厚い「たすけあい(女性コース)」と、一生涯保障の「ずっとあい終身医療」を選べます。

Haniko

妊娠をきっかけに保険を考えるなら、女性コースがお勧めです。

たすけあい(女性コース)も65歳までが保険期間となっていますが、更新などは可能です。

共済加入は組合員であることが前提となります。

組合員になる手続き(500~1,000円の出資金)が先に必要になりますが、退会時には出資金は戻ります。

加入するときの注意点

妊娠中に医療保険を探している場合、いくつかの注意点があります。

・正常分娩では給付金や共済金はでません。
(正常分娩は病気ではないからです)


・加入時に医師から入院を勧められていたり、すでに貧血治療などをしている場合は告知上加入はきびしいでしょう。


・過去に異常妊娠・異常分娩などがある場合は加入が難しい場合があります。


どんな保険でも、加入時には健康告知が必要です。

健康告知には正しく答えたうえで加入ができる保険を選びましょう。

保障される給付額を確認しましょう

妊娠をきっかけに保険を探し始めると「保険に加入することが目的」になってしまうことがあります。


保険で給付金を受けとることになったときの給付金額を冷静に確認しておきましょう。



例えば、帝王切開のときに、10万円の一時金が受けとれるとします。


1「かけすて保険料を払って保険に加入する考え方」

2「10万円は自分の貯蓄で準備する考え方」

Haniko

帝王切開の場合は公的医療保険も適用になりますよ。

医療費の自己負担は少なくなります。



貯蓄がまったくない場合は、保険加入によって異常妊娠・異常出産時の出費に備えることができて安心ですね。

ある程度の貯蓄がある場合は、念のために貯蓄の一部を取りおきしておくことで費用の備えとしてもいいのではないでしょうか。

Haniko

妊娠中に加入できる医療保険は、保障内容が限られていることが多いです。

今回の出産にだけ目を向けた保険選びは、長い目で見るともったいないかもしれないということです。

まとめとアドバイス

妊娠中に保険加入を考えると選べる保険が限られたり、そもそも加入ができないことも多々あります。

やはり一番良いのは、妊娠をする前に広い選択枠の中から医療保険を選んで加入しておくことですね。



今回の出産について貯蓄等でまかなえそうなら、保険は「あえて一般的な医療保険」から長い目でみて納得のいく保険を選ぶという考えもあります。


その場合「異常妊娠・異常出産」については保険加入後1年間は不担保(保障されない)となり、今回の出産で給付は期待できませんが、次回の出産からは保障される可能性があります。



せっかく医療保険を選ぶなら、妊娠・出産だけでなく三大疾病など将来にわたって必要な保障も選びたいものです。

Haniko

保険に加入することで安心できるという人もいます。

給付金額だけで判断するのではなく、まずは安心感から保険加入を決めることもOKだと思っています。

画像内のコメント「正解はどちらでしょう」
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