医療・がん保険

医療保険とがん保険は別々に加入した方がいいですか?

画像内のコメント「がんの保障はアラカルトがいいかワンプレートがいいか」

みなさんの中には、医療保険とがん保険の兼ね合いで悩んでいる人が多いのではないでしょうか?

チアキさん

がんの病気が心配で保険を探しています。

がん保険もありますが、医療保険にもがんの特約があって迷ってしまってます。


「医療保険」と「がん保険」をそれぞれ別に加入した方がいいのか?

「がん特約をつけた医療保険」に加入するのか?


迷っているのは、きっとこの2択ですね。

Haniko

この迷いを解決しましょう。

両方のメリット・デメリットを考慮すると、答えが見えてくるはずです。

がんの保障は手厚くしておきたい

ケンタさん

ぼくも、医療保険を検討しているところです。

がんの備えはしっかりしておくようにと、親から言われてます。

ケンタさんは、がん保障を手厚くした保険を持ちたいと考えているのですね。

Haniko

それなら、「医療保険」と「がん保険」をそれぞれ別に加入した方がいいですね。

【医療保険とがん保険を別々にするメリット↑】


①がんの保障を手厚くすることができます。

・がん診断一時金を大きな給付額に設定したり、自由診療にも対応しているがん保険を選ぶなどができます。


②医療保険とがん保険を、将来別々に見直すことができます。

・将来、新しい保険が発売されたときには「医療保険だけ見直す」「がん保険だけ見直す」など融通が利きやすいでしょう。

【医療保険とがん保険を別々にするデメリット↓】


①保険料は割高になる可能性があります。

・がん保障を手厚くできる分、両方を合わせたときの保険料は少し高くなる可能性があります。


②給付金を受け取るときは、それぞれの会社に連絡と請求が必要になります。

・複数の保険会社で契約をすることで、請求漏れがないように気をつける必要があります。

ケンタさん

なるほど~!

ぼくは、健康保険が使えない自由診療のがん治療も受けられるようにしておきたいと考えていました。

病気やケガに広く備える医療保険をベースにして、がん保険は自分の希望に合った保険を選びたいと思います。

がんの保障シンプルに安く備えたい

チアキさん

わたしは毎月払う保険料が負担にならないようにしたいです。

チアキさんは保険料が気になっていたのですね!


保険は加入した後に継続ができてこそ、将来の備えになります。

支払いに無理のない保険料を考えておくことも大切ですね。

Haniko

チアキさんの考えなら、「がん特約をつけた医療保険」に加入すると良いでしょう。

がん特約を付加した医療保険に加入するメリット↑】


①保険を一本化することで保険料を抑えられる

・がん特約はシンプルな内容に限られるので、おのずと保険料は押さえられるでしょう。


②将来、給付の請求をするときに手間が少なく請求忘れがない

・保険の請求時には、加入中の保険会社へ連絡すれば、抜けもれなく案内してもらえるでしょう。

がん特約を付加した医療保険に加入するデメリット↓】


①医療保険のがん特約は選択肢が少ない

・保障内容はある程度決まっており、給付金額の上限も設けられていることが多いため、その範囲での保障となります。


②医療保険を解約したら、がん特約も消滅します

・主契約の医療保険が要らなくなって解約したい時、がん特約だけ残すことができません。
主契約を解約したら特約も消滅します。

(**特約だけの解約は基本的にできます)

チアキさん

なるほど~!

がん保障を医療保険の特約にするデメリットはちゃんと理解しました。

そのうえで、わたしは医療保険にがん特約を付けてシンプルな保険として継続したいと思いました。

まとめ

生命保険の種類は、どんどん細分化されてきました。

細分化することで必要な保険だけ選べるという利点もありますが、組み合わせで悩んでしまう原因にもなっていますね。

Haniko

保険を選ぶときにどうしても迷ってしまったときには、自分にとってのメリットとデメリットをあげて考えてみると解決が早いですよ。