保険のパンフレットを手にとってみたものの、保険料表がわかりにくいと感じることがあるかもしれません。
年齢ごとに保険料が記載されていますよね。
歳をとると毎年保険料も上がっていくのかしら?
保険料表は「加入時の年齢に対する保険料」が示されています。
自分の年齢が上がるごとに、保険料が毎年値上がるという意味ではありません。
保険料表はポイントを押さえて眺めると、ひとりでも理解ができますよ。
もう少し詳しく説明をしていきますね。
性別と年齢で保険料を見つけましょう
同じ商品・同じ保障でも、男女によって保険料は異なります。
まずは、自分の性別と年齢から保険料を探しましょう。
チアキさん、ここはすぐに見つかりましたね。
満年齢と保険年齢には注意しましょう
保険に加入するときの「契約年齢」には、2つの考え方があります。
それは「満年齢」と「保険年齢」 です。
私は29歳と10ヵ月です。
誕生月より6ヵ月以上経過しています。
ということは、保険年齢なら30歳の年齢として保険料が計算されるのですね。
日本の大手生命保険会社はもともと保険年齢を採用していましたが、わかりにくさから「満年齢」に変更するところもでてきました。
比較的新しい保険会社は「満年齢」を採用しています。
保障内容・保険期間・払込期間の3つのポイントをおさえます
保険料がわかっても、どれだけの保障に対する料金なのかを確かめる必要がありますね。
また、保険がいつまで継続するのか?
保険料に記載の保険料はいつまで支払うのか?
この3点を合わせて確認しましょう。
どんな保障に対する保険料なのか(保障内容)
保険料表に記載されている料金は、入院・手術の主契約の保険料だけかもしれません。
がんや三大疾病の特約などを加えたいと思ったら、特約保険料が加算されることになります。
保険料表には、保険会社のおすすめの特約を加えたセットプランで記載されていることもあります。
保険料表から、加入プランを検討することもできそうですね。
保険はいつまで続くのか(保険期間)
保険期間と記載されている部分は、その保険がいつまで継続するのかを示しています。
わたしが見ている保険料表には「保険期間:終身」とありました。
ということは、加入後は保険は一生涯続くことになります。
最近は、一生涯の保障(終身)をメリットとする保険商品が増えました。
主契約の保険期間が「終身」とあっても、ある特約については「10年」というケースもあります。
特約についても保険期間は確認しておきましょう。
保険料はいつまで支払うのか(払込期間)
最後は、払込期間を探すのですね。
わたしが見ている保険料表では「払込期間:終身」とありました!
チアキさんの検討している保険は、
「保障は終身(一生涯継続)で、保険料は上がることなく終身で支払う」
ということになります。
まとめ
紙面のパンフレットでも大まかに保険料のイメージをつかむことはできます。
最近は、保険会社の公式ホームページから保険料試算ができる環境が整ってきましたね。
インターネットで保障を選びながら保険料が確認できます。
試算画面もわかりやすく工夫されているので、はじめてでも自分で計算できそうです。
保険料をちゃんと知りたいと思ったら、ネット見積もりも試すのもいいですね!